DaikiのRakugaki

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"A life is not important except in the impact it has on other lives."

理系院卒ならではの「業界選び」①

まず、皆さんに質問です。
 

あなたはどんな職種につきたいですか?

それはなぜですか?
 
この質問に対して1分間ペラペラと答えれる人はこのページはスキップしてください。そんな人は次の項の自己分析も滞りなく進み就活もスムーズに行くと思います。そもそもこんなブログにたどり着くことも無いのかも。。。笑
 
当然ですが理系院生と文系学部生では就活の作戦も選ぶ業界も異なります
理系院生には良くも悪くも「専門性」という武器がつきまとい、それを上手く志望動機に繋ぐことのできた企業には強く、それができないといとも簡単に落とされます。
だからとりあえず色んな職種にES出して通ったら勝負、、、っていうのは(個人的には)文系学部生の作戦だと思います。そもそもそんな時間もないですよね。
(※もちろん文系学部生を下に見ている訳ではなく、むしろ時代や風潮に応じてフレキシブルに就活するのは文系のほうが有利だと思っていますよ!)
 
だからこそ、理系院生には最初の業界選びが重要なんです!
本記事では皆さんがある程度、興味のある分野を見つけられるように、理系院卒が活躍している職種をざっくり説明していきます! 
※個人的偏見を押し付けないように具体的な企業名は出しませんので、企業や業務内容は自分で調べて見てくださいね
 
 
まずはじめに、世の中にある有象無象の業種を、簡単に座標平面に表してみました。
 

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ここで、
x軸は企業体質     (保守的────精力的)
y軸は身につくスキル (ジェネラリスト────スペシャリスト)
 
としました。
 
x軸は主に企業体質についてです。
保守的な企業とは、一般にリスクマネジメントであったり、既存技術の保守管理であったり、確実性が求められる職業です。
一方精力的な企業とは、新規事業・新商品・提案など、常にイノベーションが求められる企業です。
(この二つは完全に対極というわけではないですが、利便性のためこの言葉を使いました。。)
自分がどちらのタイプか向いてるか、性格から考えるといいと思います。
 
次にy軸ですが、これは自分が身につくスキルについてです。
金融系やIT系などの業種は、仕事を通してそれぞれの専門性が高まり、自身のスキルが身に付きます。将来的に転職を考えている場合はスキルや資格が重視されるので、重宝されます。
一方で商社や公務員などは、企業が社員を育てることを大切にしています。そのため、資格やスキルというのは自分で勉強する必要があります
この軸からは、自分が将来的に転職やヘッドハンティングという選択肢をどれだけ考えているか、という観点から考えるといいと思います。
 
さあ、難しいのはメーカーです。一言でメーカーといえど取り扱っている商材は多岐に渡り、同じ会社でも技術営業からライン管理、研究など配属もざまざまです。それをふまえて、ざっくり・簡単に・わかりやすく説明していきます。
まずメーカーというのは、会社全体で製品を生産して利益を得ているので、全体的に保守的・ジェネラリストの位置に配置しました。しかしプログラミングや設計、海外勤務等の経験を積める職になればスキルを活かすことが可能です。
 
また一般的に、BtoB (企業間) のビジネスをメインとしている企業のほうがより保守的といえるでしょう。既存技術があり、その生産に集中しつつ、販売網や製品向上に力を注ぐことがメインの業務内容です。
一方BtoC (一般消費者向け)ビジネスは精力的に開発に力を注いでいます。皆さんの周りにあるものを思い浮かべるとわかりやすいですが、流行や価格にシビアになるため、常に新しいもの、トレンドに敏感である必要があります。
 
 
次記事からより詳しく解説していきます。ラインナップは以下の通りです。
 
~まず第一に~
・博士課程
 
~商材のある仕事~
・研究テーマと近いメーカー
・研究テーマの上流、下流に位置するメーカー
・IT企業
・食品、飲料メーカー
・印刷業
・データサイエンティスト
 
~商材の無い仕事~
・金融、保険業
・商社
 
 
それでは次の記事でどんどん書いていきます!