理系院生ならではの「自己分析」③
自己分析をする前に、次のページの質問集をのぞき見しちゃいましょう。
今の段階でどれだけ答えられるでしょうか?
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簡単に答えられたら、あなたは自己分析が既にできていて、言語化能力に長けている人です。後から分析するのではなく、その時その場で考えられて決断している素晴らしい人です。
ただ大勢の皆さんは今の段階ではすぐには答えられないと思います。それでも大丈夫です!
それでは自己分析を始めましょう!
まずは皆さん、頭を真っ白にしてください。
真っ白な頭で年表を見て、考えられるだけ質問を書いていきます。このとき重視するのは「So what(何を?)」と「So why?(なんで)」です。この考え方はコンサルでよく使うフレームワークです。コンサルに行く方はケース面接もあるのでいいトレーニングです。
面接で聞かれる質問には大学・大学院の経験で答えるという暗黙の了解がありますが、そのバックグラウンドには高校までの価値観や決断が関係しているので年齢が若い時代こそ丁寧にやりましょう。
先程の私の年表を例にするとこんな感じです。
「「「「写真」」」」
この質問が多いほど深い自己分析になります。
あれ?価値観とか夢とか考えなくていいの?と思うかもしれません。例えばいまの段階で夢とか価値観とかを無理やり考えても、それはいまのあなたの感情でしかありません。
こうして過去の自分に質問していくことでずっと自分が大切にしてきたものや自分らしい考え方が見えてきます。
さあ質問は出そろいましたか?
それではノートをめくって、その質問に答えていきましょう。質問の答えはシンプルに、一言で書くことをおすすめします。すると今度はその答えに対しても「なぜ?」「何を学んだ?」と質問が浮かんでくると思います。それが深掘りです。
この作業を自分の納得いくまでやっていると自分の考え方が客観的にわかります。
このときのペンの使い方ですが、
- 黒ペン:事実
- 青ペン:自分の考え方
- 赤ペン:自分の大事にしている価値観
- 緑ペン:そこから得られる、これからの自分にメッセージ
で書いていきます。この赤と緑が重要になってきます!
まずは参考に例を出します。私が「なぜ留学に行こうと思ったのか」のページです。
「」「写真」
どうでしょうか。
このページだけでだいぶ私の性格や価値観がわかると思います。笑
なぜ商社を志望したのか、なんでこうして後輩のためにブログを書いているのかにも繋がっていますね。なんと驚き、このページではまだ留学にも行っていないのです!
例としてカッコいい所を載せましたが、もちろん自分の中で触れたくない部分も書いていきます。そこからも多くを学べます。
??どうしよう
お恥ずかしい限りです。でも事実だけでは「部活で浮いていた」というマイナスしか残りませんが、そこから、これからもずっと大切にしたい先輩同期後輩が見えてきました。自分にしかない良い所と改善点が見えてきました。賢人は敵から多くを学ぶ、ではありませんが自分の黒歴史や後悔にもしっかり触れていきましょう。
それでは質問に答えていきましょう!!!がんばれ!!
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皆さんが書き疲れたときのためのcoffee break に、この自己分析のメリットを少し。
①志望企業の順位付けができる!
前のコラムの業界を見て興味のある業界を見つけても、企業はまだ山のようにありますよね。その中でどの企業が魅力的なんでしょうか?
業界が一緒であれば事業内容も似ている。そうなると企業の大きさや平均年収の良さに目が行きがちです。皆が知っている企業に入れれば鼻高々ですしドヤ顔できます(笑) でもそれで本当にいいのでしょうか?
その答えが自己分析にでてきます。
実際に私もESを書いた時点では大手志向でした。やはり事業規模は大きいほうが魅力的ですし給料もいいですしね。
ただ自己分析を進めるうちに、自分がやりたいことが「大きな規模感(関わる人や扱う金額)の仕事」ではなく、「どんなに小さくても"自分"の手で動かす仕事」がしたいことに気づき、時価総額が低くても自分の裁量を与えてくれる企業を第一志望にすることに決めました。
こんな風に企業データに左右されない自分の絶対軸ができます!
②自分の強みがわかる!
何度も触れているのですが、自己分析によって自分の強みが分かります。
「ストレングスブラインドネス」という言葉を知っていますか?
直訳すると、「強みの無知」。自己肯定感と捉えても可です。
日本の画一的な教育の賜物(?)で、日本人のストレングスブラインドネスの割合は高いらしいです。自分の長所が分からないまま日々を送るのと、自分の長所が分かり、それを伸ばそうと送る毎日では大違いです(経験談)
自己分析によって自分を客観的に見ると、自分の強みが見えてきます。するとその長所はどこでなにをどう発揮すれば活かされるかわかり、それがわかると今すべきことがわかります!ここに関してはほかの記事で詳しく書きたいなと思ってます。
coffee breakは以上!
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書き終わりましたか?お疲れ様です。
そしたらもう一度質問を見ていきましょう。今度はすらすらと書けるはずです。
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理系院生ならではの「自己分析」②
さあ早速自己年表を作っていきましょう!
まずは、ノートと4色ボールペンを用意してください。
このときノートはなるべく大きいほうがいいです。本気で取り組みたい人はモレスキン等のいいものを買いましょう。一生の財産にしましょう。
なぜ4色ボールペンなのかはいずれ説明します。
ノートを開いて1ページ目っを横にして、そこに黒で自分の経歴を書きましょう。それが自己年表です。
この時大切なのが、「事実だけを並べること」です。
(もちろん選考で自己年表を提出しろって言われたら事実だけ書くのはダメですよ💦)
例として、恥ずかしながら自分の年表を載せます。
「「「「「写真」」」」」
こんな感じです。
できましたか?これであなたの人生の目次ができました!
次はこの目次から、あなたも気づけていない自分を見つける作業に入ります。
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理系院生ならではの「自己分析」①
私が就職活動をやって一番良かったなーと思うこと、それが自己分析です。
自己分析によって人生が豊かになったといっても過言ではありません。本当です。
ちなみに皆さんは自己分析と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。
「過去を美化する作業」「自分を盛る作業」
そんな声が聞こえてきそうです。
私は、「自己分析=学生から社会人になるための清算」だと思います。
日本の教育では受け身的に過ごしてても学生は終わります。それに対して社会人は自発的に社会を動かさなければなりません。そこで、
- [過去] 自分が学生として何を学んできたのか
- [現在] 自分がいま何を思っているか
- [未来] 自分は社会人としてどうありたいか
これらを言語化して面接官に伝える。それが就職活動です。そのために自己分析をするのです。
自分が辛いとき何を考えどう頑張れるかを知れるというのは今後の糧になります。自己分析をやらずに推薦で大企業に入る友人を見ると、少しもったいないなとすら思ってしまいます。
将来の自分のために今までの自分を清算して自分の教科書を作り、人生を豊かにしましょう!
この章では忙しい人のために最短で自己分析ができるよう
- 自己年表を作る
- 深堀りしていく
- 面接でよく聞かれる質問集
に分けて説明していきます。
もし時間がある方や徹底的にやりたい方は、前田裕二さんというSHOWROOM社長の著書「メモの魔力」を一読してください!本当におすすめです。
それでは早速自己年表を作りましょう!
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理系院生ならではの「業界選び」③
(②の続きです)
~商材を持たない業界~
さぁやって参りましたこのページ!気合い入れてくぜ!
金融や商社、コンサルは優秀な学生も多く集まり、高収入も相まって文理を問わず時代の主流です。産業を俯瞰した事業も多く、魅力的です。興味のある学生も多いと思います。
だ!が!し!か!し!
だからこそ、流れに乗らず一度立ち止まって考えましょう。
先ほど私はこれらの業界を「商材を持たない業界」と名付けました。そうです。これらは商材(自社製品、プロダクト)を持たないのです。
じゃあなぜ稼げるのか。
それは「必要としてくれる相手企業がいるから」
困っている企業がありその案件を解決する、そんな業界です。そのためどこに就職しても、一人ひとりの責任も大きく、勉強することばかりです。
それでは以上を把握して「必要としてくれる相手企業」のお悩みに対して、それぞれどのようにアプローチしていくのか深堀りしていきます!
「お金貸すからそれで儲けーや」金融(銀行、保険、証券)
技術や将来性があるのに資金が足りない。新しく事業をしたいのにお金がない。リターンも大きいけどリスクも大きい。そんな企業に資金面でアプローチする業界です。
企業に資金力は外せません。できる事業や投資の規模が変わります。どの企業も資金力を大きくしようと事業展開を図ります。
そんな企業やスタートアップに将来性を見出だし資金援助をしてリターンを得たり、リスクを負担する。そんな業界です。
扱う金額が大きいことや、将来の日本産業の鍵を握っているが故に、強い責任感のある人が多いです。
大きな魅力の一方で、企業に投資するということは選ばれなかった会社が存在することを意味しますし、債権放棄した会社に乗り込み大リストラを敢行したりなど、時には冷たいことをやらなくてはならない。情と非情を行き来しながらお金を回す。責任は計り知れないほど大きいです。
「大丈夫?相談のるよ?」コンサル、シンクタンク
皆さんの中には一番ここを知りたい人が多いのかなと思います。やはり企業や政府を相手に政策提案や業務支援などが若い内からバリバリ経験できるのは他にはない大きな魅力です。thinkのtankなんて「頭脳集団」ですからね。格好いいです。
高い論理性を持つ皆さんなら企業を選ばなければ入ることは可能だと思います。しかし、ここも適職というものが存在します。
コンサルは相手企業(クライアント)を持ち、クライアントの抱える課題を解決していきます。シンクタンクはコンサルよりも社会問題に近い分野で調査や分析を行います。
そのためにはその業界や企業体制を短期間で、役員よりも詳しく知り、解決案を提案します。故に激務は避けては通れないでしょう。また、相手の立場になって考える力ことも大事です。
それではクライアントの社長の立場になって考えてみましょう。あなたは中小企業の社長で、事業展開に悩んでいます。安くない資金を捻出しコンサルタントを頼んだら子供と同い年くらいの若造がいろいろお提案してきます。実際にリスクを背負い汗を流すのは自分と自分の部下です。
・・・素直に意見を聞きますか?考えが昭和な私は「お前がやってみろ!」なんて言ってしまいそうです笑
それでも納得させてお金をいただくには人並外れた論理性と一生懸命さが必要です。
またコンサルは外資系が多く進出しており、「アップオアアウト(出世or退職)」の厳しい世界です。
新卒でコンサルに入って、若いうちはバリバリ仕事に生き、様々な業界に詳しくなってから転職の時期を見測る。そんな人が多いです。
「一緒に解決しよーぜ!」商社
商社は、「ラーメンからロケットまで」様々な企業の部品調達や海外販売代理店などを行う、企業の便利屋です。
江戸時代末期から日本と世界の懸け橋となり支えてきた日本特有のスタイルを追求しています。かつてのモノを動かしマージンを貰うだけでなくリターンの大きい資源投資やベンチャーキャピタルなど投資にも手を拡げています。
文系職のイメージですが、最近は世の中のDX(デジタルトランスフォーメーション)に力を入れていることも伴い理系も2~3割採用しています。
最大の魅力はやはり「自分」で商売することができることです。メーカーがモノ、金融が資金、コンサルが頭脳で勝負するのに対して商社は人で勝負です。なので人材育成もしっかりしています。
事業を見ると一見魅力ですが、実際は泥臭い業務が多いです。定時以外にも海外の時差に合わせていつでも出動しますし、いつでもどこにだって駐在します。最近は減っているそうですが接待の飲み会やゴルフも多いです。将来の結婚相手や子供も少なからず振り回してしまいます。
日本ならではの企業だからこそ、義理人情に厚く仕事に生きる、良い意味でも悪い意味でも昔ながらの人間が多いです。(最近はだいぶ変わってきていると伺いますが、根本はそのような方が多いです)
以上で業界の紹介を終わります。いかがだったでしょうか?金融・コンサル・商社、それぞれ大きな魅力があるからこそ良い所だけでなく様々な側面から解説してみました。
皆さん行きたい業界は見つかりましたか?
最終的に皆さんは必ず「らしい」業界を選びます。メーカーらしい人、ITらしい人、銀行マンらしい人。でも意外と自分で自分の「らしさ」には気付けないと思うので、まだ決めかねている人は家族や親友や恋人と見るとまた違う自分に出会えると思います!
いまの段階では業界が決まっても具体的な企業は広く浅く見るくらいでOKです!インターンで実際に行きたい企業を探すときまでにある程度絞れているといいですね。
あとで業界→企業の絞り方のコツについても言及します。まだ業界を決め切れていなくてもざっくりでALL OKです!
そしたら次からは具体的な就活テクニックに進みます。
はじめは自己分析、それから面接・ES対策です!
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理系院卒ならではの「業界選び」②
(①の続きです)
~まず始めに~
博士課程
え?就職を考えてるのにいきなり何言ってるんだ?と思った方。逆に修士に進んだのに博士に行かない理由をしっかり論理的に説明できますか?
よく聞く答えとして、
「就職先が限られる。。。」→それは日本市場しか見ていないから。世界に出ればDr. の称号は賞与に大きく関わる。
「お金が。。。」→奨学金や学振もあるし、他にも例えば研究所の博士課程では給料(300万以上)が貰える。
「研究が楽しくなくて。。。」→他の職も楽しいことばかりじゃない。
経験上意外とこの理由をちゃんと言える人は少ないです。
面接官は専門性を高めるために大学院に進んだ学生が、なぜうちを選んだのか気になっています(専門から離れるほど顕著に)。研究を究める道を選ばなかった自分の意図をちゃんと説明できるようにしましょう。
あとこれは主観ですが、ものづくりで外貨を稼いでいる日本において専門性の高い研究者はこの国の未来を支える素晴らしい方々で、私は心底尊敬しています!なれる能力がある方は恐れず飛び込んでほしいです!
研究テーマに直結する業界
やはり現在研究している分野に直結している業界は一番に考えるべきです。研究科によっては推薦もあるところも多いと思います。
焦点を就活に絞ってもやはり研究内容と近いと楽です。なぜなら研究を「抽象化」する必要がないから(重要ワード!!!!)
やはり自分の分野外で就活をする場合、研究ということを抽象化する必要があります(ex. 研究を通して◯◯の大切さを知って、御社で~~)。しかしここなら素直に研究内容を言えばそれがアピールになりますよね。これは大きい強みです。
性格の側面からもスムーズにアプローチできます。この研究がなぜ好きか、なぜ選んだか、自分の感情を伝えればいいだけです😁
それでもいまいち納得いかないのであれば少し裾野を広げて
研究テーマの上流、下流のメーカー
はいかがでしょう。
例えば機械系でセンサの研究をやっているなら、センサが欠かせない車メーカー(下流)や材料や半導体メーカー(下流)
薬学系なら原材料製造メーカー(上流)や化学品メーカーや化粧品メーカーなど(下流)
これらは研究と関連性を持たせて説明できるので説得力も増します。抽象化も少しできれば後は簡単です。
このような分野に就職する人は「研究そのものではなくその知見を応用して製品化や調達に携わりたい」と考えている人が多い印象です。関連性がありながらも新しく勉強することも多く、やりがいに満ち溢れていますね。
まだまだ満足いく答えは出ないですか?それでは少し視点を変えて
IT業界
を紹介していきます。
こちらは時代に合わせた就活になります。言わずもがなですね。今回はSIerに絞って説明すると相手企業に必要なシステムを提案し、計画し、プログラミングし、保守する、そんな仕事です。メーカー系・ユーザー系・独立系の3タイプに大別され、それぞれ特徴があります。
一度説明会行くと分かると思いますが、「プログラミング経験は不必要、うちはホワイトです!!!」アピールが凄いです。逆に言うとそこまでしても人材を確保したい業界です。
前項でも述べましたが時代に沿った就活ができるという点では文系大学生に分があります。理系的思考力が活かせて時代に沿えるという点ではいいとこ取りですね😁しばらくは安泰な業種だと思います。
IT業界に行くのは、自分のやりたいことより世の中の需要を考えられる冷静だけど熱い、そんな人が多いです。周りもほぼ同じラインからスタートするのでこれからの努力次第でいかようにも成長できる環境です!
またまた違った角度から、
食品、飲料メーカー
はいかがでしょう。食品、飲料メーカーは文系就職と思いがちですが、理系人材も欲しています。結局のところ製品を作るのは機械だし、大きな工場も抱えています。様々な材料、化学品を使っています。物流や仕入れの最適化は直接コスト削減になりますし、そのためには論理的思考力とプログラミングは必須です。
印刷業
え?なんで?紙なんて斜陽産業じゃん。って思いますよね。でも一度大手二社のHPを見てみてください。
、、、事業が凄く多岐に渡りますよね。私も初めて見たときに衝撃を受けました。印刷全盛期の時代に作ったネットワークを活かしインターネット広告業やIoTとの融合、世界進出など日進月歩に新しい事に取り組んでいます。
一つのことを深堀するよりも手広く色んな事業に触れてみたい人、一見の価値ありです!
データサイエンティスト
なんか格好いい響きです。実際私も途中までこの業界を目指していました。
皆さんも研究で沢山データを扱っているのでご存知だと思いますが、データそのものは何の価値もないただの数字です。有象無象のデータから関連性を見出だし抜き出すのは(少なくとも今のところは)人間です。そんな職業です。
言うまでもなく現代はビッグデータの時代です。世間や人の行動を数値化する、そんなデータサイエンティストの需要は高くなるばかりです。
3~4年前はノースキルでも熱意で業界大手に就職できたそうですが最近は目指す学生のレベルも上がり、KaggleのメダルやAWSのソリューションアーキテクトなど資格を取らないと厳しいそうです。。。
私の知っているデータサイエンティストの方は、好奇心と行動力の塊のような人です。気になることは自分でやってみないと気がすまない人、理系には特に多いと思います。一度この世界を覗いてみては?
理系院卒ならではの「業界選び」①
あなたはどんな職種につきたいですか?
はじめに
「なんとなく大学院まで行ったけど、自分がなにがしたいかわからない・・・」
「周りは推薦でメーカーに行くけど、いまいち自分が勤めるイメージが湧かない・・・」
「このまま研究を続けていいのか・・・」
周りの同級生は働いて給料を貰っているなか、忙しいのに身分は学生。大学院生のなかには将来に関する悩みを抱えている方も多いと思います。
就活について悩んでもインターネットには文系学部生向けのゴリゴリ就活対策で溢れていて、焦る気持ちばかり増えていく。。。
偉そうにブログを書いている私も何を隠そう、ずーーーっと悩んでいました。そんな大学院生の悩みに少しでも役にたてるよう、自分が就職活動から学んだことや最小限の努力で最大限の結果がでるコツを書き留めたいと思います!!!
このブログでは、
- その1: 理系院卒ならではの「業界選び」
- その2: 理系院卒ならではの「自己分析」
- その3: 理系院卒ならではの「ES・面接対策」
に分けて紹介します。大学院生はもちろん、院進か就職かで悩んでいる学部生にもイメージできるよう丁寧に書いていこうと思います。
また、就活をただの仕事探しだけに留まらず、就活を通して自分の強みや本当にやりたいことを見つけられるように手助けできたらと思っています!なので推薦やインターン等で比較的楽に就活を進められている人にも読んでほしいです。
ネットや本で理系の就活!を謳っているのに最後まで読んだら文系出身のライターだったり、芯を食った記事になかなか出会えなかったりします。私も忙しい中、30分くらい適正職診断のアンケートに答えたら「デザイナー(ドン!!!)」と診断されあまりの専門外にスマホを投げました笑
でもこの記事はひたすら色んな職種や将来にくよくよ悩んでいた現役大学院生のありのままの就活対策本です。実際にその職で働いている先輩や同期にいろいろ話を聞きながら作りましたので 偏見も少なく書けていると思います。また、忙しい大学院生のためにこのサイトだけを見るだけで志望動機やES、面接まで進めるように一から十まで全てをまとめました。文字数は多いですが、最後まで見てくれると嬉しい限りです。
このブログをどんな奴が書いてるか気になる方は自己紹介を以下に記すので、目を通してください!どうでも良い方は飛ばして以下のリンクにどうぞ!
理系院卒ならではの「業界選び」① - DaikiのRakugaki
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【略歴】
[学部時代]
✔️旧帝国大工学部に入学
✔️1, 2年はチャリ部に所属し日本全国を自転車旅行🚲
✔️3年春に某メーカーのインターンに参加。周りは院生だらけで自分も専門性とプレゼン能力不足を実感し院進を決意。(このときはなんとなくメーカー志望)
[大学院時代]
✔️同大学院進学
✔️卒業を遅らせて、M1後期から1年間ドイツ研究所留学!
・・・の予定も、コロナ禍の影響を受け2020年3月下旬に強制帰国。それなら留年せず卒業できるじゃん!と路線変更し帰国準備をしながら2週間で8社のESを書き、2カ月で自己分析と企業分析に努め、無事商社から内々定をいただく。現在は遅れまくっている修士研究に大忙し
と、こんな感じです。学部4年~留学前までは自分の強みも夢もわからず惰性で日々を過ごしていました。
しかし就活を通して自分の強み(相手や組織に対して一生懸命になれる事) や目標(誰かに影響を与えられる人間になる!) を明確化でき,今も修士研究の間にこうして自分の持っている限りのノウハウと熱意を書きだめているわけであります!
自分と似たように自分の強みがわからず悶々としている人や夢ややりがいを語れない人にとって少しでもヒントになるように頑張って書くので是非最後まで見てください!👍
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それでは業界選びから始めていきましょう!
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